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株式会社Scalar、ScalarDL 3.12 をリリース ― SQL対応により、アプリケーション開発のさらなるローコード化を実現

  • 執筆者の写真: Shiori Hamadate
    Shiori Hamadate
  • 9月23日
  • 読了時間: 3分
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株式会社Scalar(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:深津航、代表取締役CTO:山田浩之)は、分散台帳データベースミドルウェア「ScalarDL」の最新版となるバージョン3.12をリリースしました。本バージョンでは、新たにSQLインターフェースを提供することで、開発者はこれまで必要だったコントラクトの開発を行わずに、慣れ親しんだSQLを記述するだけでScalarDLアプリケーションを構築できるようになりました。これにより、データの改ざん検知や証拠性の保全等の機能を備えた高度なセキュリティを保証するアプリケーションを、従来より短期間かつ少ないリソースで開発することが可能となります。


ScalarDL 3.12の新機能概要

本バージョンでは、以下を始めとする新機能が追加されています。



SQL対応によるアプリケーション開発の高効率化

従来のScalarDLでは、利用者は改ざんを検知したいデータに対する読み書きの処理を「コントラクト」と呼ばれるJavaプログラムで開発する必要があり、そのようなプログラム開発が利用者にとって大きな負担となっていました。ScalarDL 3.12においては、この課題を解決すべく、SQLインターフェースとそれに対する事前定義済みのコントラクトを提供し、開発者はコントラクトを意識することなく、標準的なSQLを用いてScalarDLアプリケーションの開発をすることが可能となりました。これにより、利用者はセキュリティ要件を満たしたアプリケーションを効率的に実装でき、開発サイクルの短縮とコスト削減を同時に実現できます。加えて、SQLインターフェースを備える台帳データベースからの移行も容易になります。



証拠保全ユースケースへの対応強化

ScalarDLはドキュメントのハッシュ値を保存して当該ドキュメントの証拠を保全するようなユースケースで広く活用されています。ScalarDL 3.12では、当該ユースケースに特化した証拠保全用インターフェースと事前定義済みのコントラクトが追加されました。これにより、証拠保全アプリケーションをさらに簡潔に記述できるようになり、本番導入までのスピードを加速させることが可能となります。



今後の展望

今後は、ScalarDLの運用容易化のためのツールセットの開発、古いデータをより低コスト・低速なストレージに移行できるアーカイブ機能の開発、高い性能を実現する実行エンジンの研究開発等を行っていく予定です。これらにより、企業におけるセキュアなシステム基盤の構築と持続的な活用を支援します。


【ScalarDLについて】

詳細は以下を参照ください。 

 ScalarDL (ドキュメントサイト): https://scalardl.scalar-labs.com/docs/latest/



【株式会社Scalarについて】

株式会社Scalarは、「データマネジメントの未来を創る」をミッションとし、東京とサンフランシスコに拠点を持つ、2017年設立の日本発グローバルスタートアップです。複数・異種のデータベースを仮想的に統合し、トランザクションや分析問合せを実現するUniversal HTAP エンジン「ScalarDB」と、データの真正性の課題を解決するデータ改ざん検知ソフトウエア「ScalarDL」の開発・販売をしています。詳細はウェブサイトをご覧ください。


株式会社Scalarのプレスリリース⼀覧


 

<本リリースに関するお問い合わせ>

株式会社Scalar広報担当: press@scalar-labs.com

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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