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個人情報を取り扱う事業者向け「ScalarDLT を用いた同意管理基盤構築のための導入テンプレート」をリリース

株式会社Scalarは、オンラインでの個人情報の取扱いの意識の高まりに合わせ、個人情報を取り扱う事業者に向けて、同意を管理し、記録するためのScalarDLTを用いたソリューション・テンプレート、“Scalar Information banking Solution Template(以後、ScalarISTと呼ぶ)”をリリースいたしました。


ScalarISTは、情報銀行や個人情報取扱事業者が、パーソナルデータを収集・利用するために必要になる同意の記録を行うシステムを、ScalarDLT上で構築するためのテンプレート・ライブラリです。


ScalarISTでは、個人情報に関わる以下の業務に対する記録を行い証跡を保全します。

  • 個人情報取扱事業者による同意文書の作成、修正、改訂

  • 個人情報取扱事業者による同意文書に関連するマスター(利用目的、データ項目、利用期限、第三者提供先)の作成

  • 生活者による同意・同意の拒否・同意の撤回・部分同意

従来のシステムでは、同意してサービスを利用するか、拒否してサービスを利用しないかのどちらかしか選択できないという課題がありました。


ScalarISTを利用したシステムでは、生活者のサービスの利用度合いに応じて、段階的に個人情報の利用に対する同意を取得していくことを可能にします。


また、JIS Q 15001では、個人情報管理台帳を作成することを要求しており、個人情報管理台帳には記録要件(改ざん検知ができる媒体への記録要件)があるため、従来はCD-ROMや紙媒体に出力して管理しておりました。

ScalarISTでは、ScalarDLTのもつ改ざん検知性を利用して、この要件に対応することにより、生活者の同意状態の変更をリアルタイムに記録することを可能にしております。


ScalarISTは、先行して導入している企業もあり、今後はパートナー企業を通じて、 拡販していく予定となっております。


ScalarISTは、以下の Github リポジトリにオープンソースとして公開しており、ScalarISTは無償ですが、別途 ScalarDLTのライセンスを購入する必要があります。

ScalarISTの関連情報

ScalarISTのご紹介資料


ScalarISTのGithubリポジトリ

ScalarDLTとは

ScalarDLTは、Scalar社独自の分散型台帳技術であり、「高い改ざん検知性」「高いスケーラビリティ」「強い一貫性」等の性質を併せ持つデータベースソフトウェアです。 ScalarDLTは、アプリケーションに求められる改ざん検知性の強度に応じて、単一事業者による運用、もしくは複数の事業者による共同での運用を選択することが可能です。


ScalarDLTの製品紹介


ScalarDLTのGithubリポジトリ

株式会社Scalar

2017年12月に設立。汎用的なトランザクションマネージャScalarDBおよび改ざん検知性とスケーラビリティを有する分散データベースシステム ScalarDLの研究・開発を行うソフトウェアベンダー。 「The World’s Reliable Database」をビジョンとして掲げ、高い信頼性を有する独自のデータベースを活用し、企業のDXを推進することをミッションとしている。 個人情報取扱事業者やパートナー企業の導入を支援するため、 個人情報保護士を6名抱えており、 システム導入支援なども行っていく予定となっております。


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